会社員のためのデイトレード練習法

会社員のためのデイトレード練習法

この記事では、平日の朝から仕事をしている人でも、株のデイトレードの練習ができる2つの方法をご紹介します。取引時間中には、板やチャートを見ることができない会社員の方でも、毎日簡単に続けられ、かつ、デイトレの実力が付けられる手法となっています。

会社員のための株デイトレード練習法を2つご紹介

デイトレードに興味があり、将来は、専業デイトレーダーとして生計を立てていきたいと考えていても、実際に、会社を辞めて、すぐに専業トレーダーになるのは危険すぎます。当然、まずはデイトレードに関する勉強をして知識を身につけ、そして、できれば少額でデイトレードを経験していくのが良いのでしょう。

 

ですが、平日、普通に会社勤めをしている方にとっては、実際のデイトレードで練習を積むのは無理でしょう。そこで本記事では、平日の取り引き時間内に、板やチャートを見ることができない会社員でも続けられるデイトレ練習法をご紹介します。内容は以下の2つです。

 

(1) デイトレード画面を録画して、それを繰り返し見る方法
(2) 分足チャートの右側を隠して、次の展開を予想する方法

 

では、具体的な方法を見ていきましょう。


(1) デイトレード画面を録画して、それを繰り返し見る方法

一つ目は、デイトレード画面を録画して、それを見ながら練習、勉強をする方法です。この方法は、誰かにPC画面の録画をお願いしなければなりませんが、頼める方がいない場合にはできない手法です。(すいません…。)

 

ここでは、誰かに録画を手伝ってもらえるという前提で話を進めます。まずは、デイトレ画面の録画ですが、録画の仕方について、ここでは詳しく説明しませんが、Windowsであれば、元々そういう機能(Windowsボタン+G など)があるので、調べれば、すぐにできるようになると思います。

 

画面に表示させておくのは、基本的な板、チャート、歩み値くらいで十分です。画面が十分に大きければ、その他に参考となるような指標も表示させておいても良いでしょう。

 

録画時間は、寄り付きから15分〜30分くらいでOKです。1日分の録画をしても、それを見返すのは大変な作業ですし、むしろ、値動きの活発な朝の30分に集中して勉強していった方が、より早くコツをつかめると思います。

 

ここでポイントですが、見返す動画は毎日録画する必要はありません。一つの動画を、その特徴的な動きが分かるまで繰り返し見るようにしてください。何も得られない状態で、次々と新しい動画を見ても、あまり意味はありません。

 

動画を見るときは、チェックするポイントを決めて見るようにしてください。「板の動き」「歩み値」「ロウソク足」など、その動きの中に何か特徴的なものはないかということを確認するのです。その特徴的な動きと、株価の上がり下がりの関係を見出していくのですが、100%株価が読めるというような事にはなりません。そこは注意してください。「板」「歩み値」「ロウソク足」の動きから、60%〜70%の確率で株価の動く方向が予想できるようになれば、上出来です。

(2) 分足チャートの右側を隠して、次の展開を予想する方法

2つ目の方法は、その日の分足チャートの右側を隠して、次の展開を予想する方法です。

 

では、早速、ある日の東京電力の1分足のチャートで具体的な練習の仕方を紹介します。ここでは、松井証券のネットスストック・ハイスピードの画面を使って見ていきますが、下の図は、7月12日の寄り付きからの1本目だけを表示させた状態です。

そして、この状態から、次のロウソク足の動く方向を予想し、寄り付きの値で「買い」「売り」「様子見」のうちのどのアクションを取るか選んでください。例えば、次の1分足の寄り付きの値で「売り」のアクションを選択するとします。ただし、ここで重要なのは「買い」「売り」でエントリーをするときは、必ずどこで損切りをするかも同時に決めましょう。今回の場合であったら、昨日の終値を上回ったら、損切りとすることにします。

 

それから、次のロウソク足を表示させてみてください。

 

「売り」のアクションを取ったので、この段階では少しだけ含み益になっている状態です。それでは、このチャートの状況から、次のアクションを選択してください。例えば、ここでは、まだ下落すると予想して「様子見」を選択することにします。損切りは、最初に設定したポイントを据え置きです。

 

次のロウソク足を表示させます。

 

また少し下落し、含み益が拡大しました。しかし、損切り幅に対して、まだ利益が十分ではないので、もう少し「様子見」とすることにします。

 

次のロウソク足を表示させます。

 

少し株価が上昇していますが、損切りポイントに達していないので、まだ「様子見」です。。

 

次のロウソク足を表示させます。

 

上髭の部分では、損切りポイントを超えた瞬間がありますが、まだ終値で損切りポイントを超えてはいないので、「様子見」です。

 

次のロウソク足を表示させます。

 

また少し下落し、含み益になりました。まだ利益が十分ではないのですが、なかなか思うように下落しないので、次の寄り付きの値で「買い戻し」を行います。

 

次のロウソク足を表示させます。

 

これで、少し利益が出た形になりました。リスク(損切りポイント)に対して、利益が少ないポイントでの利益確定となってしまいましたが、今回は良しとします。

 

このようにして、分足チャートを少しずつ左に動かしながら、次の展開を予想し、アクションを積み上げていくという練習になります。

 

この練習の重要な意図とは、次の株価の方向を当てる事ではありません。重要なのは、アクションと同時に損切りポイントをすぐに決めることです。この練習を続けていけば、自然と次の株価の方向が分かるようになってきますが、それでも100%の確率で当てられる訳ではありません。ですから、損切りポイントを確実に設定し、それをきちんと守れるようになることを毎回意識することが大切なのです。

 

ここで示した練習を続けていけば、エントリーと同時に損切りポイントを決めて、利益確定/損切りを機械的に行えるようになるでしょう。