【超速 株式投資】

【超速 株式投資】

本書は、元証券ディーラーの高野譲さんによって書かれた株のスキャルピングの書籍です。高野さんの紹介するM2スキャルピングでは、毎日コツコツと利益を積み重ね、その積み重ねによって、中長期投資では到達できない速さで、資産を増やしていくことを目指いしています。

筆者紹介

高野譲(たかの ゆずる)さんは、日本の元証券ディーラーで、特に日興證券(現・SMBC日興証券)での活躍で知られています。證券会社でのキャリアを経て、市場分析やトレード教育の分野でも活動を広げ、一般投資家向けの情報発信も行っています。


"はじめに"メモ

本書は、株式のスキャルピングトレードの解説書

 

スキャルピングトレードとは?
勝ってから30分以内に手仕舞いするトレード。
(ただし、厳密な定義は存在しないので、著者の考えるスキャルピングトレードの説明になっている。)

 

M2スキャルピングトレードの特徴
誰でも実践できる。(誰でも簡単に儲かるという意味ではない。

 

一般的に、スキャルピングトレードは、個人色強く、感覚的になりがちなので、人に説明して教えるのが難しい。本書で解説するM2スキャルピングトレードは、やることは簡単なので、誰でも実践可能。

第1章メモ -お金に縛られた生活に別れを告げよう-

元手が大きくないと、長期投資では大きく稼ぐことができない。

 

また、長期投資を続けることで、良い結果が得られるとは限らない。
⇒運用を始めるタイミングによって変わってしまう。

 

長期投資のリスク
政権交代、天災、テロ等の災難。

 

この書籍は、10年、20年かけてじっくり資産を増やすためのものではない。

 

投資本を読んでも、なかなかそれを実行できない。著者も、本から学んだ内容を実践したためしがないという。

 

自分の投資の癖があり、それは直せない。
⇒結局、自分のやり方に戻ってしまう。(特に、短期投資で。)

 

証券会社の専属トレーダーも、それぞれに癖があり、お互いに真似できるものではない。

 

癖を治すのではなく、うまく生かしながら技量を磨いていく。

 

では、M2スキャルピングトレードは・・・
⇒自分のやり方と、同時並行で行うことができる。
(売買が単純だから、癖に影響されにくいのだろう。)

 

M2スキャルピングの特徴
(1)毎日、結果が出る。
 細かくトレードを刻み、結果を積み上げる。
(2)トレード回数の調整が可能。
 自分の手法と併用が可能となる。

 

スキャルピングは、資金効率が良い。

 

筆者が証券会社に勤めていたときのノルマ
⇒月率20%(1日1%くらい)

 

スキャルピングで、稼げるようになると、月率20%よりももっと多くの金額を稼ぐことができる。ただし、口座残高が大きくなってくると、通常は、利回りは下がってくる。

 

M2スキャルピングトレードは、直感的な判断に頼らず、ルールに基づいたシンプルなトレードである。だから、誰でもできる。

第2章メモ -投資効率を最大化するM2スキャルピングトレード-

スキャルピングは、感覚的な売買になりがち。

 

一方、M2スキャルピングには、きちんとした「根拠」「理由」がある。

 

根拠:需給が反転するポイント

 

上下の移動平均線は、需給の反転ポイントを表す。
⇒株価が反転する。

 

なぜ、2本の移動平均線が、反転ポイントと言えるのか?
⇒このラインで反転することが多いから。
これは、他のテクニカル分析と同様の考え方。注目した指標においてで、株価が反転しやすいところを見つけ、そこで売買を繰り返していく、という考え方。

 

2つの移動平均線のお陰で、感覚に頼らず、視覚的に明瞭なポイントで、売買を行える。

 

1日のトレード回数はどれくらいか?
参考:ディーラーは、50〜150回くらい
(1時間当たり10〜30回くらい)

 

M2スキャルピングでは、1時間に5回程度。
⇒回数と勝率のバランスがよい。

 

筆者は、テクニカル分析の有用性を信じている。
⇒M2スキャルピングを提唱している。

 

一方で、証券ディーラーのようなプロの中には、全くテクニカル分析を信用していない人も多くいる。

 

筆者の経験から・・・
相場を乱すような邪魔が入らず、自然な状態であれば、テクニカル分析は機能しやすい。

 

邪魔とは・・・
指標の発表、要人の発言、会社から情報etc

第3章メモ -原始的方法で世界一の利益率を叩き出す「2つの需給ライン」-

M2スキャルピングトレードの設定ができる証券会社は、松井証券、GMOクリック証券、マネックス証券、SBI証券の4社。(この書籍執筆時の情報)

 

対応していない証券会社を主に利用している人は、チャートの表示と、発注を分ければ良い。

 

最初の資金は50万円

 

口座維持のためには、30万円以上あれば良いが、損切りして30万円を切るたびに、追加で入金しなければならなくなってしまう・・・