【株トレード空売りのルール】

【株トレード空売りのルール】

本書籍は、著名な個人投資家である二階堂さんによる株の信用売り、つまりカラ売りについてのものです。内容は、デイトレのカラ売りから、日足、週足を使ったカラ売りまで、幅広い種類の手法が開設されています。

筆者紹介

著者:二階堂 重人
二階堂さんは、26年以上の投資歴を持つ日本の専業トレーダーで、主に、短期取引やデイトレードで知られています。様々な投資手法、戦略に関して、多くの著書の執筆しており、特に、初心者向けのわかりやすい説明が評価されている方です。


"はじめに"メモ

著者曰く、「暴落」「急落」「継続的な下落」は怖くない。
⇒戦略を変えれば、儲けやすい!
「暴落」「急落」:短期で儲けられる。
「継続的な下落」:大きく儲けるチャンス。

 

株式投資で、継続的に儲けたいなら・・・
⇒空売りもしたほうがいい。

 

本書では、空売りのトレード手法を解説している。株価の下落局面でも、儲けられるようなスキルを身につけよう。

第1章メモ -空売りができれば株トレードで儲けられる確率が上がる-

市場では、買いしかやらない人が多い。
⇒下落相場では厳しい。

 

下落相場では、「見送る」。
⇒賢い選択だが、資金効率が下がる。

 

空売りができれば・・・
⇒どんな相場でも有利なトレードができる。
⇒資金効率がUP。

 

買いで損している人・・・
⇒反対の空売りをすれば、儲けられる?
答えは、「No!」
損している人は・・・
・相場の流れが読めていない。
・リスクがコントロールできていない。

 

「買い」でも「空売り」でも、相場の流れを見極め、リスクをコントロールする能力が大切。

第2章メモ -知っておきたいカラ売りの基礎知識-

章の前半は、信用取引、空売りの基礎知識。

 

空売りに良い銘柄
⇒出来高100万株以上が理想。
⇒50万株以上でも良い。

 

出来高は、日によって変わるので、その日の出来高が50万株以上になりそうかどうか、判別する必要がある。経験を積めば、寄り付き直後にわかるようになる。

 

信用残に注意する。
⇒信用残が多いと、買い戻しが多い。
⇒逆日歩発生の心配もある。

 

逆日歩の調べ方
⇒日本証券金融株式会社HP
⇒ネット証券の株価情報

第3章メモ -下方へのギャップによるカラ売り手法-

・日足チャートを使ったカラ売り手法
ギャップ発生と移動平均線の傾きの条件。
⇒かなりシンプルな手法。

 

ギャップは、値下がり率ランキングで探す。

 

-エントリーを見送る場合-
・下げ切った感がある時
⇒ギャップの大きさ、陰線の長さなどで判断。
⇒長い下ひげになっている。
(例外があると、少しむずかしくなるなあ。)

 

(具体例を見ていると、できそうな感じはするけど、これが何%くらいの勝率になるのかは分からない。それと、上手くいかなかった時の損切りの仕方もどうすればいいだろう?)

第4章メモ -日経平均株価の下落期間に限定したカラ売り手法-

まずは、日経平均株価チャートから、相場の状況を読む。
⇒5日、25日移動平均線の傾きと株価の位置

 

相場が下落基調のときに・・・
⇒下落していく銘柄をカラ売りする。

 

下落していくかどうかの判別
⇒安値をブレイクして、下に抜けたとき。

 

(これもどれくらいの勝率になるのだろうか?それと、エントリーする銘柄を、効率的に沢山見つけることはできるのか?)

第5章メモ -デイトレードのカラ売り手法-

デイトレの魅力
資金効率の良さ!

 

日足のギャップダウン銘柄でエントリー

 

ただし・・・
株価が25日移動平均線を割り込んでいることも確認
⇒下落基調を確実にする。

 

エントリーポイントは・・・
⇒寄り付き後、すぐに反発して陽線(5分足)が出てから、再び、次から陰線(5分足)になったとき。

 

ギャップダウンの探し方
(1)寄り付き前気配/値下がり率ランキング
(2)寄り付き直後の値下がり率ランキング

 

注意ポイント
⇒ギャップが大き過ぎで、ストップ安近だと、エントリーなし。
⇒下値が限らてしまうから。

第6章メモ -ダブルトップでのカラ売り手法-

週足チャートでのダブルトップでカラ売り
⇒2つ目の高値の後で、ネックラインを下回って言ったら、カラ売り。ただし、ダブルトップの形が、はっきりと見えていない場合は見送る。はっきりと形が見えると、他の多くのトレーダー達も参加してくる可能性が高い。

 

銘柄の探し方
⇒チャート誌で週足を掲載しているものから選ぶ。
(もっと多くの銘柄を、探せる方法はないのかな?)

第7章メモ -長い上ヒゲによるカラ売り-

週足チャートで長い上ヒゲがでたら売り

 

(銘柄はどうやって探すのかな?)

第8章メモ -カラ売りのロスカットと利食い-

最初は、トレードが怖いという感覚
⇒リスクに敏感で、良いこと。

 

恐怖心を抑える方法
⇒リスクが小さい場面が分かるようになる。
⇒リスクコントロールができる。

 

リスクが小さい場面が分かるようになるには、相当な時間がかかるが、リスクコントロールを身につけることができれば、恐怖心は克服していくことが可能。ただし、恐怖に鈍感になるのは良くない。

 

ロスカット=早い段階での損切り

 

では、ロスカットの適切なタイミングは?
⇒個人で、自分なりのタイミングを決めなければならない。

 

タイミングの決め方のポイント
(1)値幅
(2)含み損の額
(3)チャートの形
(4)指標

 

(1)と(2)は、初心者向け。あまり経験がなくてもロスカットのタイミングを設定できる。一方、(3)、(4)は、経験を積んで、ある程度チャートや指標に慣れる必要がある。

 

カラ売り銘柄がある場合に、その株価が、ストップ高付近まで上昇してしまったら、すぐに損切り。ストップ高になると、買い戻せない可能性が高くなる。

 

やってはいけないこと
含み損になったときに、時間軸を変更して、損切りをやめてしまうこと。例えば、デイトレでカラ売りしていたものを、損切りせずに、中長期のカラ売りに変更してしまうようなこと。

 

一方で、含み益が出ている時は、時間軸を伸ばして、利益を伸ばすという考え方もあり。

 

利益確定のタイミングは難しく、しっかりと決められない。強いて言えば、以下のタイミングは、カラ売りの利益確定をした方がいい。
(1)長い陰線が出たとき
(2)長い下ヒゲが出たとき
(3)下値支持線に近づいたとき
(4)移動平均線に近づいたとき