景気指標を投資の判断に生かす
株式市場は、景気に先行すると言われます。株式投資で利益を上げるためには、今後直近で景気がどのようになっていくかを判断していくことが必要となりますが、実際は、私のような素人が景気動向を読んでいくのはなかなか難しいものです。そこで、まずは難しいことを考えず、基本的な指標で大まかな景気の流れを判断できるようにしてみました。
景気動向指数をチェック
景気動向指数とは、30項目程度の指標から構成されており、それぞれの指標が3か月前に比べてどのような状態にあるかを判断してきます。
先行指数
新規求人数、実質機械受注、新設住宅着工床面積などの12の景気指標が採用されています。
新規求人数、実質機械受注、新設住宅着工床面積
一致指数
鉱業生産指数、大口電力使用量、所定外労働時間指数、商業販売額、有効求人倍率など11の景気指標から構成されます。
工業生産指数、大口電力使用量、所定外労働時間指数、商業販売額、有効求人倍率
遅行指数
常用雇用指数、家計消費支出、法人税収入、完全失業率など6つの指標から成ります。
常用雇用指数、家計消費支出、法人税収入、完全失業率