株主優待を換金して利益上げる

株を売買しなくても、送られてきた株主優待を換金して儲けることもできます。

飲食店

飲食店の株主優待は金券ショップでけっこう高く買ってもらえます。この優待を換金したときの利回りを計算して見るとどうなるんでしょうか？ここでは、飲食店の優待を換金して、その銘柄の配当と足したときの利回りをランキングにしてみました。（優待券の買取価格は大黒屋のHPを参考にしました。）

第1位：アトム（東2 7412）9.7％
第2位：シダックス（ジャ 4837）8.3％
第3位：プレナス（東1 9945）7.5％
第4位：第一興商（ジャ 7458）7.1％
第5位：テンアライド（東1 8207）6.4％
(2012年8月の株価参考)

けっこういい利回りになりますね。株価によって当然この利回りは変化しますが、コンスタントに5％以上の利回りが取れるなら、非常に良い投資先になります。

その他の業種

その他の業種では、全日空の株主優待券が有名です。これも金券ショップで簡単に売れるので、その利回りを計算してみました。ちなみに、優待券は、1000〜1999株保有で、3月と9月に1枚ずつ、年2枚配布され、1枚で、1名分の国内線片道1区間が半額になります。優待券の有効期限は1年間で、繁忙期などでも使用することができるので大変便利です。インターネットで調べてみると、高いところで買取価格は7000円くらいでした。現在の全日空の株価が222円なので、1000株取得には22万2千円必要ですが、これで計算してみますと、年間2枚の優待券が、7000円×2＝14000円で売れたとしたら、その利回りは6.3％にもなります。これプラス配当利回り0.9％を足すと、なんと7.2％にもなるじゃありませんか！