株式投資のための基礎知識を身に付けよう！

　株を始めるには、まず証券会社で口座を持たなければなりません。このサイトでは、口座開設の仕方にについては詳しく説明しませんが、とにかく株の売買手数料が安いところをおすすめします。それぞれの証券会社によって、提供している株式ツールやサービスに差はありますが、初心者の方は、まずは手数料を基準に証券会社を選ぶのがよいでしょう。

　このサイトでおすすめするのはライブスター証券、GMOクリック証券、松井証券の３つです。以下に、それぞれの約定代金での売買手数料を示しています。

　このサイトでは、主に株主優待株と高配当利回り株に注目します。株主優待というのは、年に１回もしくは２回の株主へのプレゼントのことです。株主優待には、商品券などの金券や、その会社の製品の詰め合わせなど色々な種類があって、特に個人投資家に人気があります。

　一方、株の配当というのは、優待と同じく、年１、２回、株主に贈られるおこずかいのようなものです。どれくらい配当を出すのかは、企業によって大きく異なり、株価に対して３〜５％の配当を出す企業は、高配当株として注目されます。

　どちらも、株主を大切にしているという会社の姿勢を表すもので、一般的にはそういった会社は評価されますが、なかにはあまり株価が上がらない会社が、なんとか投資家の気を引こうと、豪華な株主優待や高配当を無理に設定していることもあり得るので、投資をする際には、まずは会社の業績をきちんとチェックすることが大切です。

　ただ、良い株主優待銘柄、高配当利回り銘柄を選べは、その権利確定日を中心に株価の動きに特徴的なパターンが現れます。下には日経平均の1年間の振る舞いを示していますが、一般的にはこのように毎年株価は異なる振る舞いをするので、チャートを見て買い時、売り時を判断するのは、初心者にはなかなか難しいものです。

このグラフは年初の株価の値を100としたときの1年間の数値を示しています。

　このサイトでは、主にパターンが現れる銘柄に注目して、分かりやすいパターンに沿って売り買いを行う方法を紹介しています。まずは、ここで紹介している銘柄の1年間の株価の振る舞いをじっくりチェックしてみて、自分に向いていそうだなと思ったらぜひ株式投資にチャレンジしてみてはいかがでしょうか？

　株主優待や配当を受け取るためには、それぞれの会社が指定した日に株主になっている必要があります。その日は権利確定日と呼ばれ、Yahoo!ファイナンスなどで確認できます。