株Q&A

配当（買い、売り、現物、信用）に関する税金まとめ

買いの場合

現物買い配当：　源泉税20%を差し引いた額を受け取ることができる。
なんだか、結構取られてしまうんですね…

それでは、信用取引の場合はどうなんでしょうか？

制度信用買い：譲渡益税15%を差し引いた額を受け取ることができる。
一般信用買い：譲渡益税15%を差し引いた額を受け取ることができる。
※信用買いの場合は、「配当落調整額」という名目で受け取れる。
現物買いの時は、20%も引かれていたので、制度信用取引（制度でも一般でも）で買いを行った場合は、現物より5%分得するんですね！

売りの場合

信用の売り、つまりカラ売りの時は、配当に相当する分を逆に支払わなければならないんですが、その時の税金分はどうなっているんでしょうか？

制度信用売り：　所得税分15%を差し引いた額を支払う。
一般信用売り：　配当分を全額支払う。（税金は関係ない）
※信用売りの場合は、「配当落調整額」という名目で支払う。
制度と一般の売り（カラ売り）を比べると、制度の方が税金分を引いた額を支払うので、支払い額が少なくて済むんです。

配当額に掛かる数%なんで、それほど大きな額にはなりませんが、それでも場合に応じてお得な取引を選ぶのが、賢い投資家ってもんですね！